会長挨拶

東京内科医会 会長 宇都宮 保典
東京内科医会 会長 宇都宮 保典

 東京内科医会は、昭和61年(1986年)3月「東京内科医会」として発足し、活動を開始しました。その前後して、昭和60年4月16日の日本臨床内科医会誕生の第1回総会以来、日本臨床内科医会と表裏一体となり「内科学卒後研修の強化」「臨床内科医の在り方の改善」「内科系診療報酬の向上」を三大目標として活発な活動をするとともに、日本内科学会、日本医師会、東京都医師会、東京都各科医会協議会との連携を行ってきました。
 そして、このたび創立40周年を迎え、その記念式典として令和6年10月26日に東京内科医会「40周年のつどい」を開催しました。

 現在、急速に進む高齢化社会、感染症対策、生活習慣病の増加など、現代医療が直面する課題は多岐にわたります。こうした状況の中、医師同士の連携をより一層深め、地域医療の質の向上を目指すことが今まで以上に求められています。
 東京内科医会はまさに、患者側に寄り添った「かかりつけ内科医」(総合内科医)の養成と診療技術の向上を会の責務と考え、独自の学術活動(臨床研究会、内科セミナー、医学会、市民セミナー等)を行っております。また、学術活動のみならず診療報酬改善のため、医療保険に係る活動および医療行政機関との連携を行い、さらに医療DX化が進むなか最新の情報を発信しつづけております。
 詳細な活動内容については、是非、最新の東京内科医会のホームページをご覧ください。

 東京内科医会の会員は最新の医学的知識を熱心に学び、最良の医療を地域で実践している医師です。入会された先生方の医療機関は、「信頼できる かかりつけ医」として、東京内科医会と日本臨床内科医会のホームページに登録し、医療機関情報として都民の皆様に推薦いたします。
 将来、大学病院、市中基幹病院などに勤務されている先生方で内科系医療機関の開業を予定されている先生の入会もお待ちしております。必ずや、当会のサポートはご期待に沿えるものと思っております。

 今後とも、会員の皆様とともに、安心・安全で質の高い医療を提供できる環境づくりを推進してまいります。 東京内科医会へのご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。