会長挨拶

東京内科医会 会長 清水 惠一郎
東京内科医会 会長 清水 惠一郎

東京内科医会は昭和51年10月15日、東京臨床内科医会として発足し、昭和60年4月6日の第一回日本臨床内科医会総会を開催以来、日本臨床内科医会と表裏一体となり「内科学卒後研修の強化」「臨床内科医の在り方の改善」「内科系診療報酬の向上」を三大目標として活発な活動をしてきました。この間、日本医師会、日本内科学会と緊密な連携をとりながら各種の事業をすすめてきましたが、日本臨床内科医会はすでに全国47都道府県内科医会の団体加盟を得て1万5千人弱の会員を擁する内科系臨床医学実践の専門職集団となっています。

近年の医療の進歩に伴い内科領域の医療は、専門分化する方向にあり、医学部での教育もその流れの中にあります。しかし、日常の健康問題に直接対応しなければならない臨床内科医には総合的な内科診療の機能が必須です。東京内科医会は正にこの総合内科医の養成と技術の向上を会の責務と考え、独自の学術活動(臨床研究会、内科セミナー、医学会、学術講演会、実地臨床研修会、市民セミナ一 等)を行っています。さらに、学術活動のみならず診療報酬改善のため、医療保険に係わる研究及び活動、ITを利用した活動なども実施しています。また、日本人での臨床医学のエビデンスを構築すべく、各種の臨床調査、臨床研究に参加しています。

東京内科医会の会員は最新の医学的知識を熱心に学び、最良の医療を地域で実践している医師です。入会された先生方の医療機関は、「信頼できるかかりつけ医」として、東京内科医会と日本臨床内科医会のホームページとに登録し、医療機関情報として都民の皆様に推薦いたします。

将来、大学病院,市中病院に勤務されている先生方で内科系医療機関の開業を予定されている先生の入会もお待ちしています。必ずや、当会のサポートはご期待に沿えるものと思っています。研修医の先生方には格安で入会できるシステムを用意していますので、是非ご参加下さい。